協和キリン TPO受容体作動薬ロミプレートに「再生不良性貧血」の適応追加申請
公開日時 2018/08/06 03:50
協和発酵キリンはこのほど、血小板産生を促す因子トロンボポエチン(TPO)受容体作動薬のロミプレート(一般名:ロミプロスチム(遺伝子組換え))の効能・効果に「再生不良性貧血」を追加する承認申請を7月31日付で日本で行ったと発表した。
発表によると、今回追加申請した適応は、抗ヒト胸腺細胞免疫グロブリンを含む免疫抑制療法に不応又は免疫抑制療法が適用とならない患者に対するものになる予定。日韓で実施した治験で有効性と安全性を確認した。
ロミプレートは2011年4月から、指定難病である慢性特発性血小板減少性紫斑病の治療薬として販売されている。2018年は34億円の売上を見込む。