日医工、あゆみのレミケードバイオ後続品 乾癬とクローン病で効果減弱時の用法・用量追加承認
公開日時 2018/06/21 03:50
日医工、あゆみ製薬は6月20日、生物製剤レミケードのバイオ後続品であるインフリキシマブBSについて、乾癬とクローン病の治療で効果が減弱した際の用法・用量を追加する承認を取得したと、それぞれ発表した。
乾癬においては投与量の増量や投与間隔の短縮を可能にし、クローン病では以前からあった効果減弱時の用法・用量に投与間隔の短縮を追加した。投与量では体重1kgあたり最大で通常の倍の量を投与できる。投与間隔は、通常では初回投与後2週間、6週間、以後8週間の間隔としているが、今回追加承認されたのは最短で4週間間隔とした。
追加承認を取得したのは、インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」と、インフリキシマブBS点滴静注用100mg「あゆみ」の2製品。日医工の製品は、消化器領域に強みを持つゼリア新薬とコ・プロを行っている。あゆみ製薬の製品は、日医工の子会社のヤクハン製薬が製造販売承認を取得し、あゆみ製薬が単独販売している。それぞれ17年11月に発売した。