久光製薬 経皮吸収型パーキンソン病治療薬「HP-3000」が承認申請へ
公開日時 2018/02/28 03:50
久光製薬は2月27日、経皮吸収型パーキンソン病治療薬として開発している「HP-3000」(一般名:ロピニロール塩酸塩)について、国内フェーズ3で主要評価項目を達成したと発表した。2018年度中の承認申請を目指す。
治験は、レボドパを併用するパーキンソン病患者を対象に、同剤を1日 1回投与した際の有効性、安全性について、プラセボおよび実薬(経口薬)を対照に比較したもの。その結果、有効性に関して主要評価項目でプラセボ投与群との間に統計学的に有意な改善を認め、実薬対照群との間においても非劣性が認められたという。