スズケン 介護用品を患者宅に配送するサービスを開始
公開日時 2017/10/11 03:50
スズケンはこのほど、医療機関、保険薬局、介護施設を対象とした医療用品カタログ通信販売「スズケン メディカルセレクションズダイレクト」(スズケンMSD)で、保険薬局からの依頼で、介護用品を患者の自宅に有料で配送するサービスを開始したと発表した。保険薬局がスズケンMSDに注文し、商品を佐川急便が患者宅へ配送する。患者宅へ配送するサービスは同社として初めて。車いす、ポータブルトイレ、シャワーイスなど約1000品目から始め、今後対象品目を増やす予定。
これはスズケンMSD において10月2日から開始した、保険薬局向けの新たなサービスの一つ。もう一つ開始したサービスは保険薬局に対する、「健康サポート薬局」に必要と国が例示している48の基本的薬効群に対応したOTC医薬品の販売。これら新サービスは、保険薬局からの要望を踏まえ、「健康サポート薬局」のサポートの一つとして始めたとしている。
スズケンMSDでは医療材料などを含め約2万品目を扱い、介護用品は約9800品目。利用者は、約3万5000軒の医療機関、保険薬局、介護施設で、うち保険薬局は約1万軒。