ニプロはこのほど、オープンイノベーションの実現や健康関連産業等との連携の創出や促進をする拠点として整備が進められている「北大阪健康医療都市(通称「健都」)イノベーションパーク」の利用事業の優先交渉権者に吹田市から指定されたと発表した。
同パークには、国立循環器病研究センターや市立吹田市民病院が2018年度に移転建替えを予定している。同社は、 オープンイノベーションの実現や健康関連産業等との連携に資する拠点施設を構想しているが、具体的な提案内容は開示していない。今後、吹田市と契約条件の細部を詰め、18年度に契約締結を予定する。
同社は「医療クラスターとの相互連携により、より一層当社事業の基盤拡充と技術開発、商品サービスに資する他、研究・開発・技術等各機能の集約・統合、各機能の連携機能強化が図れるものと判断し、応募したもの」と説明している。