MSD がん免疫療法薬キイトルーダに「古典的ホジキンリンパ腫」の適応追加で承認申請
公開日時 2017/01/16 03:50
MSDはこのほど、がん免疫療法薬キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ遺伝子組換え)の効能・効果に「再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫」追加する承認申請を日本で行ったと発表した。
申請は2016年12月22日に行った。ホジキンリンパ腫は、リンパ組織のがんである悪性リンパ腫の一つ。厚労省の2014年の患者調査によると、推定患者数は約2000人。
同剤は2016年9月28日に根治切除不能な悪性黒色腫の治療薬として承認を取得、同年12月19日にはPD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんにも使えるよう承認された。いずれも薬価収載はまだされておらず、通常なら2月~3月ごろになるとみられる。