DPP-4阻害薬 BG薬との配合薬エクメット急伸 シェア5%に
公開日時 2016/10/31 00:00
4人に1人がDPP-4とBG含む2剤以上併用患者、今後も成長の見込み2型糖尿病治療薬市場でパラダイムシフトを起こし、金額ベースでも数量ベースでもシェアトップとなったDPP-4阻害薬。低血糖を起こしにくいことが主な要因だが、最近はクラスとしての伸びは頭打ちで、競合激化によるクラス内のシェア争いは苛烈である。その中にあって15年11月に発売されたDPP-4阻害薬エクアとビグアナイド薬(BG)メトホルミン(一般名)との配合薬エクメットが急伸している。そこで今回はDPP-4阻害薬市場を取り上げ、特にエクメットや15年に登場した週1回製剤の使用状況を検証してみたい。調剤レセプトから実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI)のデータによると、経口血糖降下薬におけるDPP-4阻害薬のシ...