SGLT2阻害薬スーグラ 第一選択にしない 処方医の4割、専門医では5割近くに
公開日時 2015/03/31 00:00
理由の多くに「症例選択が必要」処方量「増やす」は6割強に、体重減少を期待DPP-4阻害薬に次ぐ新規作用機序の2型糖尿病治療薬としてSGLT2阻害薬が登場して間もなく1年が経過しようとしている。既に同クラスで6成分7品目がしのぎを削っているが、重症の薬疹や死亡例が報告されたことなども影響し、当初の期待ほどには市場は拡大していない。SGLT2阻害薬の中で先鞭を切り、昨年の発売後に本連載で取り上げたスーグラに今回、再びスポットをあてた。調査は、医療情報専門サイトを運営するケアネットに登録している医師会員のうち、スーグラの処方経験がある糖尿病/代謝・内分泌科医、一般内科医を対象に意識調査を実施し、スーグラのいまの臨床現場での評価を分析する。調査概要は67ページの通り。なお、前回調査は14年7月31日...