治験情報への患者アクセスで緩和求める声
EFPIA・Patient Forum 2024
公開日時 2024/11/01 00:00
ラグ・ロス解消に選定療養も欧州製薬団体連合会(EFPIAJapan)は10月9日、東京都内で「PatientForum2024」を開催した。ドラッグ・ラグ/ロスの課題や治験情報へのアクセスをテーマに「産官学+患者代表」を交えて議論した。患者代表からは、治験参加を希望する患者への情報提供について、「薬機法の広告規制からの除外」を求める声や、治療薬以外のラグ・ロス問題の解消に絡めて、「現場の声を広く聞いて欲しい」との声があがった。医療政策面からは、医療経済研究機構の印南一路副所長が、速やかにイノベーションを患者に届ける観点から「選定療養の活用を図るべき」と提案。治験情報の患者提供も、「企業・団体にも許すべき」との見解を披露した。これに対し厚労省健康・生活衛生局の鶴田真也課長は、ラグ・ロスが指摘さ...