EPSホールディングス（HD）は10月21日、グループ各社の事業執行体制を発表した。グループの事業を、①基盤事業、②探索事業、③インキュベーション事業－に3 分類するというもの。事業個社はいずれかに属しながら事業を推進する。基盤事業の中間持株会社である「EPNextS」の事業企画および統括機能を強化し、HDからの自立・自律を加速するための機能移管と役割分担を明確化しながらEPNextSグループへの統治機能を高め、IPO を視野に入れた機能整備・体制構築を推進する。

今回の事業執行体制の見直しに際しては、HD機能の明確化として、一部の機能を除き、 持ち株会社としての機能と組織を整理した。具体的には、既存事業の推進として、各事業の統括会社に大幅に権限を移譲した。

事業執行体制のうち「基盤事業」は、EPNextS（統括会社）、イ―ピ―エス、EPメディエイト、EP山梨、EPLink、EPファ―マライン、EPプロキャリアが属す。「探索事業」は、EPS
創薬、EPトレーディング、FEF創薬、EPD、EPS益新が属する。トップマネジメント層の世代交代を進め、持続的な成長を目指す。探索事業においては、HD からEPS創健科技集團有限公司（香港）および益新（中国）有限公司へ統括機能を移管し、自立経営をさらに進める。「インキュベーション事業」は、EPバイオパートナーズ、バイオチューブが属す。このほかにEPSデジタルシェアとイーピービズは、グループ共通の機能会社としてHDが直接所管するとした。