エーザイは４月24日、アルツハイマー病治療薬・レケンビ（一般名：レカネマブ）の2023年度第４四半期（24年１～３月）のグローバルの売上収益が28.3億円（監査前数値）だったと発表した。レケンビを共同商業化・共同販促している米バイオジェンが24年第１四半期（24年１～３月）業績を発表したことに合わせ、エーザイもこの日、同剤の売上を開示した。エーザイは、レケンビの23年度売上などの詳細は５月15日に予定している決算発表時に開示する予定としている。

エーザイの23年度弟３四半期決算資料によると、レケンビの第３四半期までの累計売上（23年４～12月）は14億円だった。今回発表した第４四半期の監査前数値の売上を単純合算すると、レケンビの23年度売上は42.3億円となる。なお、エーザイはこれまで、23年度は「100億円レベルをめざす」としていた。