ウエルシアHD 松本忠久代表取締役社長の辞任届を受理 「私生活において不適正な行為があった」
公開日時 2024/04/18 04:49
ウエルシアホールディングスは4月17日、松本忠久代表取締役社長から提出された辞任届を受理したと発表した。辞任の理由について同社は、「私生活において不適正な行為があり弊社の信用を傷つけるものであると判断したため」とコメントした。松本氏は、同社の親会社であるイオンで執行役も務めていたが、イオンの取締役会は同日、「当社の信用を傷つけるものであると判断した」として解任を決議した。
松本氏をめぐってウエルシアHDは、「私生活において不適正な行為があった」として、前日16日付で代表取締役社長および取締役の辞任を勧告。その勧告に基づき松本氏からの辞任届が17日に提出され、これを受理した。松本氏の辞任により、同社代表取締役は池野隆光(代表取締役会長) 1 人となる。
同社は、「このような事態が発生したことは誠に遺憾であり、関係者の皆さまに深くお詫び申し上げます」とコメント。「本件を厳粛に受け止め、今後はコンプライアンス体制を一層強化して、再発防止に取り組んでまいります」とした。