札幌医大病院でも3人の患者情報を記憶したUSBメモリ紛失と発表 情報管理徹底と再発防止に努める
公開日時 2023/07/28 04:50
札幌医科大学附属病院は7月27日、個人情報の入った記録媒体(USBメモリ)を紛失したと発表した。紛失したUSBメモリには患者3人分の氏名、画像データ等が記録されていた。現時点では情報の流出等は確認されていないという。同院は、「患者さんご本人とご家族、関係者の皆様に多大な御迷惑と御心配をお掛けすることになりましたことを心からお詫び申し上げます」とコメントした。
同院によると、「個人情報の取り扱いについては、機会あるごとに注意喚起や研修を行ってきたところ」としながらも、「今回このような事案が発生し、適切な取り扱いが徹底されていなかったことが明らかになった」と指摘。「事態を重く受け止め、職員に対し、あらためて個人情報の取扱いの管理徹底を行うとともに、再発防止に努めてまいります」と強調した。
なお、患者情報の入った記憶媒体の紛失めぐっては、北海道大学病院が7月24日付で患者178人分の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと発表したばかりだった。