レオファーマは6月22日、代表取締役社長にクリス・シスネロス氏が就任したと発表した。シスネロス新社長は、前職でメルクのタイ法人でマネージングディレクター／ゼネラルマネージャーを務めていた。日本生まれで、青年期まで日本で過ごした経験から英語と日本語が堪能で日本の文化や習慣にも精通している。

シスネロス新社長は、1997年にアルコンに入社。日本と米国でビジョンケアマーケティングなどに従事したのち、営業職を経験した。2008年から米・アボット・ラボラトリーズの医薬品部門カスタマーマーケティングマネージャー及びリージョナル マーケティング ディレクターに従事。在職中もMost Valuable Playerにも選出された。2010年からは日本アルコンでビジネスユニットディレクター及びマーケティングディレクターなどを歴任。2014年からメルクバイオファーマで、日本のコマーシャルエクセレンス及び新製品企画 ディレクター及びオンコロジー・内分泌事業部ディレクターを歴任し、オンコロジー、不妊治療、コマーシャルオペレーション及び企画を統括した。2018年からメルクのタイ法人でマネージングディレクター／ゼネラルマネージャーとして、スペシャリティ、プライマリーケア、医療機器領域の事業を統括した。

レオファーマ本社のベッキーモリソン・エグゼクティブバイスプレジデントは、「日本を含 めグローバル展開するヘルスケア事業分野で豊富な経験をもつシスネロス氏が、 当社に加わることをとても喜ばしく思う。今後の発展において、これまで培った事業経験や組織開発、人財開発のリーダーシップをいかんなく発揮してくれるものと期待している」とコメントした。