ファイザー ベバシズマブBSで「手術不能又は再発乳がん」を一変申請
公開日時 2022/11/24 04:50
ファイザーは11月22日、アバスチンのバイオシミラーとなるベバシズマブBS点滴静注「ファイザー」について、手術不能又は再発乳がんに対する一変申請を行ったと発表した。同BSは現在、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん、扁平上皮がんを除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん――を効能・効果としている。
ファイザーR&Dの石橋太郎社長は、「ファイザーは、患者さんの経済的負担の軽減に貢献するため、バイオシミラーという治療選択肢の開発と提供にも注力している」とコメント。今回の乳がん適応の申請・承認取得により、「先行バイオ医薬品とバイオシミラー製品の適応症の差分を埋め、ベバシズマブを必要とする患者さんの治療に貢献できることを期待している」と話している。
乳がんは日本において、女性で1番目に多く、部位別死亡率は4番目に多いと報告されている。