ミクス編集部今回からＤＸ－ＭＲ活動の本質に迫ってみたい。我々は、コロナ禍を経験する中で、デジタル活用は今後のＭＲ活動から切っても切り離せないものとなった。加えて、昨今の物価高、エネルギー価格の高騰は社会経済情勢を大きく揺さぶり、製薬産業に限らずビジネス・トランスフォーメーションを迫るものとなっている。編集部はMonthlyミクス10月号の巻頭特集で働き方改革の最新動向を紹介し、激変期のビジネス環境に立ち向かうには、社員一人ひとりの自律的成長機会をいかに創出できるかがカギと指摘した。これはＤＸ－ＭＲにも通じる。今回はＤＸ－ＭＲをいかに育成し、機動的に成果を生みだす組織に転換できるかを論じてみたい。これまでも連載の中で触れてきたが、コロナ禍を経験したＭＲ活動は、Web講演会や動画コンテンツの視聴...