MR認定センター 「MRフォーラム2022」に2067人が参加、半数がMR 参加者の7割超が「満足」と回答
公開日時 2022/09/01 04:49
MR認定センターは8月30日、MRフォーラム2022(8月24日開催・
関連記事)に2067人が参加したと発表した。うちMRは1039人で全体の52%を占めた。参加者アンケートでは7割が「満足」したと回答。自由コメントでは、「プロフェッショナリズムについて考える機会になった」や、「MRの存在意義を考えさせられる内容だった」などが寄せられた。
MRフォーラムの初開催は21年8月で、今年で2回目となる。「MRの存在価値を高めるために」をテーマに医師、薬剤師による基調講演、2人の現役MRによる講演。そして「MR活動に対する心構えのあるべき姿とは何か」について登壇者全員のディスカッションが行われた。
◎当日の会場参加68人に対し、オンライン参加は1999人 平日午前中開催求める声も
参加者をみると、会場参加68人、オンライン参加1999人。内訳はMR1039人、MRの上司 261人、教育研修担当者370人、製薬企業・ CSO の上記3つ以外241人、業界団体20人、その他68人。各プログラムに対する「満足度」は、医師・薬剤師の基調講演が78%、2人の現役MRによる講演が77.5%、ディスカッションが72.7%と、いずれも7割を超えた。
参加者アンケートの結果をみると、MR が参加しやすい曜日・時間帯は、選択肢にあった平日午後(13:00~16:00)が63.6%で最も多かった。一方でコメント欄に平日午前(9:00~12:00)の記入もあり、時間帯を再検討する材料として活用する考えが示されている。
◎自由コメント 行動規制と医療者のホンネに期待とギャップのジレンマ感じる」
自由コメントでは、「医師、薬剤師、MRのそれぞれの立場からの発表があり参考になった」や、「医療関係者の期待に応え 、パートナーになれるよう製品知識やコミュニケーション力などの向上に日々取り組みたい」など、各演者の発言を前向きに受け止めているものがあった。一方で、「医療用医薬品販売情報提供活動ガイドラインに基づく企業の行動規制と医療関係者からの本音の期待とのギャップにジレンマを感じる」といった意見も見られた。