日医会長選 松本吉郎常任理事が24日に立候補で決意表明へ 副会長候補の茂松氏、角田氏、猪口氏も同席
公開日時 2022/05/20 17:20
次期日本医師会会長選に出馬を表明した松本吉郎・日医常任理事(埼玉県医師会)が5月24日に記者会見を開き、正式に立候補を決意表明する。当日は、副会長候補として、現副会長の猪口雄二氏(東京都、全日本病院協会会長)のほか、茂松茂人氏(大阪府医師会会長)、角田徹氏(東京都医師会副会長)、常任理事候補として、現常任理事の釜萢敏氏(群馬県)も同席する予定。なお、選挙対策本部本部長は、埼玉県医師会の金井忠男会長が務める。
松本氏は、1980年浜松医科大学卒業。1988年松本皮膚科形成外科医院 理事長・院長。2011年埼玉県医師会常任理事、14年大宮医師会会長を歴任。16年6月から日本医師会常任理事を務めている。17年7月から21年10月までは、中医協診療側委員を務めた。中医協委員として臨んだ18年度、20年度診療報酬改定はいずれもプラス改定を勝ち取った。常任理事としては、医療保険や医療機関経営、医療政策などを担当。医師の働き方改革については医療現場の声に基づいた制度改革を国に訴えた。小児在宅医療に力を入れ、診療報酬上の医療的ケア児への支援拡充に力を入れるなど、患者や地域医療から発せられる声への対応に力を入れてきた。
日本医師会の会長選はきょう5月20日に公示され、6月4日に立候補を締め切る。会長選は6月25日に予定されている。