日本BDと太陽ファルマテック 「プレフィルドシリンジ製剤化トータルサポートサービス」提供へ
公開日時 2022/03/01 04:49
日本ベクトン・ディッキンソン(日本BD)と太陽ファルマテックは3月から「PFS製剤化(プレフィルドシリンジ製剤)トータルサポートサービス」の提供を開始する。両社が業務提携を2月28日、発表した。
提供するサービスでは、▽製薬企業のプレフィル化を前提とした新薬の開発、▽既存製剤のPFSへの剤形変更、▽グローバル市場への展開支援――について、デバイスの開発から薬剤の充填・製造、臨床試験や販売後の支援までをワンストップでサポートする。
日本BDは米国ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー(BD)の日本法人。BDのガラス製プレフィルドシリンジ製品は世界の500社以上の製薬企業で採用され、グローバルに豊富なネットワークも持つ。太陽ファルマテックは、太陽ホールディングスの医療・医薬品事業における製造拠点として、2019年に第一三共プロファーマの高槻工場を譲り受けて設立された企業で、PFS製剤の製造技術や経験を持つ。今回提供するサービスでは、薬剤充填・組付けなどの製造を受託し、製薬企業のPFS製剤の製造ニーズに応える。