勤務医によるデジタル情報の利活用に抵抗感なしコロナ禍を２年間経験したことで、医師側の医薬品情報の入手方法についても変化がみられる。情報の入手方法については、開業医に限りリアル面談が回復しているものの、コロナ患者を受け入れる病院の勤務医はWeb講演会やネット情報、オンライン面談といったチャネル分散型による情報アクセスの傾向がさらに強まっていることがうかがえた。一方で有用と考える「医師の情報源」については、前年（2021年）同様、第１位が会員制情報サイト、第２位がＭＲとなったが、前年との比較では、情報サイトとＭＲとの「差」が縮まっていることも明らかになった。（沼田佳之）ミクス編集部が医師700人に行った調査結果から「医薬品情報の入手方法」についてみる（図１）。「ＭＲとは通常通りリアルに面談を行っ...