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EFPIA Japan 新理事長に諸岡健雄氏を選出

公開日時 2021/12/23 04:49
EFPIA Japanは12月22日、新理事長に諸岡健雄氏を選出したと発表した。就任は15日付。前理事長の西見泰浩氏は兼務していた薬価経済委員会委員長を継続する。

EFPIA Japanの理事長職はこれまで会員企業の社員が務めていたが、諸岡氏は理事長職の専任に近い形での就任となる。EFPIA Japanは本誌取材に、「これまで以上に理事長職にフォーカスできるようにすることで、また理事長が長期的に役割を果たすことで、業界団体としての取り組みに、長期的な継続性と一貫性を持たせながら、さらに強化していきたいと考えている」と説明した。

諸岡氏は理事長就任にあたり、「製薬産業は、長年投資してきたワクチンと治療薬の技術を活用することによって、パンデミックとの闘いにおいて重要な役割を果たしてきた。私たちがヘルスケアの課題に取り組む上で、科学とイノベーションの力、そして産官学の連携の重要性を改めて認識している」とコメント。そして、「イノベーションを促進し、医療システムを強化するために、官民双方担う重要な役割を果たすべく、ステークホルダーの皆さんと緊密に連携していきたい」と抱負を述べた。

EFPIA Japanの岩屋孝彦会長(サノフィ社長)は、「産業界と行政の両方で経験を積み、臨床医としての経験もある理事長をEFPIA Japanに迎えることができ、うれしく思う」とし、「諸岡氏の就任により、業界団体としての取り組みをさらに強化し、日本の医療と患者さんのニーズに応えるべく、医療システムの向上に向けた議論に貢献してまいる所存」と述べた。

諸岡氏は、1994年に京都大学医学部を卒業後、神戸市立中央市民病院などで形成外科医として勤務。98年に厚生省入省、01年にハーバード公衆衛生大学院を卒業し、02年にWHOジュネーブ本部に渉外官として出向。05年に厚労省からの出向が解け、WHOジュネーブ本部で医官として勤務した。その後、07年から国際医療福祉大学、10年からコヴィディエンジャパン、15年から MSDで経営幹部として勤務した。MSDでは執行役員医薬政策部門統括を務めた。
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