出荷調整や代替薬情報の提供は誰が?
本誌座談会「製薬企業から提供される情報の適正化に向けて」
公開日時 2021/12/01 00:00
自主回収や欠品などの情報も製品情報と同じ感覚で提供を後発品を中心とした自主回収や出荷調整は、先発品にも拡がり、医療現場に大きな混乱をもたらしている。医療現場からは、情報不足がさらなる混乱を呼んでいるとの指摘もある。こうしたなかで、製薬企業に求める情報提供とは何か。コロナ禍でデジタルの活用も一気に進むなかで、MRを介した情報提供がいかにあるべきか。「MRが私たち薬剤師に会いたい理由は何ですか?」――。本座談会でも、リアルな情報提供だからこそ、求めるものは何かにも議論が及んだ。いま、求められる情報提供とは何か。現場薬剤師の声を聞いた。(望月英梨)――後発品を中心に、医薬品の供給不安が起きています。若林氏医薬品の供給に関しては、MRから来る情報はいつも不足していると感じています。すでに自社やPMD...