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久光製薬・21年度上期 国内医療用薬事業は6.6%増収 抗パーキンソン病薬ハルロピテープ好調

公開日時 2021/10/18 04:50
久光製薬は10月14日、2022年2月期第2四半期(21年2~8月)の国内医療用医薬品事業の売上が270億6100万円で、前年同期比6.6%増だったと発表した。

21年4月の中間年改定で同社は3%台前半の薬価改定影響を受け、引き続き後発品使用促進による影響もあった。これらの減収影響を、▽経皮吸収型抗パーキンソン病薬ハルロピテープの伸長▽デジタルマーケティングの効果的活用▽前年同期の1回目の緊急事態宣言下における受診抑制の反動――で吸収し、増収を達成した。デジタルマーケに関しては、エムスリー提供のリモートコミュニケーションプラットフォーム「my MR君」やWeb講演会、MRによるオンライン面談を効果的に活用できたとしている。

ハルロピテープは非麦角系ドパミンアゴニストで、同社独自の経皮薬物送達システム(TDDS)技術を用いて開発した全身性の経皮吸収型製剤。安定した血中薬物濃度を維持し、効果を持続させる。19年12月に発売。21年度上期の売上は17億8000万円(前年同期比182%増)だった。

最主力品の外用消炎鎮痛薬モーラステープ群の国内売上は155億6700万円(同4.5%減)、モーラスパップ群は24億4500万円(同3.9%減)だった。

21年度上期の連結業績は売上高585億5100万円(前年同期比10.6%増)、営業利益57億600万円(同3.5%増)、親会社帰属純利益50億200万円(同35.4%増)の増収増益を達成した。国内医療用薬事業のほか、一般用医薬品事業、海外事業とも業績を伸ばした。
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