口腔咽頭カンジダ症治療剤オラビを販売移管 11月から久光製薬が販売・情報提供活動
公開日時 2021/08/03 04:49
そーせいグループの子会社であるそーせいは7月30日、口腔咽頭カンジダ症治療剤「オラビ錠口腔用 50mg」について、富士フイルム富山化学から久光製薬への販売移管に合意したことを発表した。販売移管は、2021年11月1日に実施される予定で、移管後の国内での販売や情報提供活動は、久光製薬が行う。
同剤は、口腔咽頭カンジダ症を治療する抗真菌剤「日局 ミコナゾール」の新剤形医薬品で、錠剤を口腔粘膜に付着させることによって、口腔内に有効成分を長時間、持続的に放出できるように製剤設計を行った口腔粘膜付着錠。そーせいが2018年に国内製造販売承認を取得し、富士フイルム富山化学が2019年から販売してきた。