新薬創出等加算品は351成分593品目
21年度薬価改定告示
公開日時 2021/04/01 00:00
最多はノバルティスファーマG1撤退スキームの初適用も厚生労働省は3月5日、2021年度薬価基準改定を官報告示した。初の中間年改定となる。今回の改定の対象範囲は、20年9月取引分における平均乖離率8.0%の0.625倍となる乖離率5.0%を超える品目で、全品目の69%が改定対象となった。新薬創出等加算品目は351成分593品目あり、前回20年度改定から単純比較で16成分38品目増えた。同加算品を最も多く持つ企業はノバルティスファーマ(27成分49品目)だった。後発品は今回7価格帯となった。また、長期収載品のうち、後発品への置き換え率が80%以上のG1品目に対して2018年度薬価制度改革で導入された市場撤退スキームが初めて適用される品目が出た。69%が改定対象に全1万7550品目の69%に相当す...