本システムでは、JavaScriptを利用しています。JavaScriptを有効に設定してからご利用ください。
本文へ
【MixOnline】記事検索
【全】hlink
Monthlyミクス・増刊号
講読お申込み
メルマガお申込み
お問い合わせ
【全・SP】hlink
Monthlyミクス・増刊号
お申し込み
お問い合わせ
トップ
記事詳細
特集
経営/製品
制度/政策
データ/ランキング
リサーチ
スキルアップ/キャリアアップ
コンテンツ一覧
お申し込み
ミクスOnline プレミアム会員(学生、医師/歯科医師除く) 申込フォーム
ミクスOnline アカデミア会員 申込フォーム
ミクスOnline 医師/歯科医師/薬剤師会員 申込フォーム
Monthlyミクス 購読申し込みフォーム
人気記事ランキング
人気図表ランキング
ユーザー評価ランキング
営業部門管理職オススメコンテンツ
コンテンツ詳細
特集コンテンツ
【全・SP】Account Login
ログイン
サイトライセンスでログイン
USER ID
PASSWORD
ログイン状態の保持
パスワードを忘れた場合
無料トライアルお申し込みはこちら
ホーム
>
記事詳細
【MixOnline】パンくずリスト
ホーム
>
ニュース
>
武田元厚労省医政局長 健康・予防、医療をつなぐデジタルヘルス活用 アウトカムを診療報酬で評価も
【MixOnline】記事詳細
武田元厚労省医政局長 健康・予防、医療をつなぐデジタルヘルス活用 アウトカムを診療報酬で評価も
公開日時 2020/09/24 04:51
日本総研
西沢和彦
武田俊彦
塩崎恭久
デイビッド・A・リックス
印刷
コピー
Twitter
Facebook
Linkedin
「製薬産業がいかに効果的かつ強靭な医療システムの構築に貢献できるか」をテーマとする第3回ヘルスケア・イノベーションフォーラム(日本イーライリリーと米国研究製薬工業協会主催)が9月23日、Web会議形式で開催された。ディスカッション及びその後の記者会見では健康・予防と医療をつなぐデジタルヘルスの活用に議論が及んだ。元厚労省医政局長の武田俊彦氏(BCGシニアアドバイザー)は、「医師と患者のコミュニケーションの”プロセス”や”アウトカム“を評価する診療報酬体系が必要だ」と強調。「これを一歩踏み出すことで民間企業がイノベーションに投資する。いまこそ行政として主導的に考えるべき時期にきているのでは」と強調した。
フォーラムでは日本総研調査部の西沢和彦主席研究員、元厚労省医政局長の武田俊彦氏、国際製薬団体連合会(IFPMA)会長・イーライリリー・アンド・カンパニー会長兼最高経営責任者のデイビッド・A・リックス氏(米国より参加)、衆議院議員で元厚生労働大臣の塩崎恭久氏が登壇した。
◎日本総研・西沢氏 疑似的「かかりつけ医」が健康・予防をデータを活用
この中で日本総研の西沢氏は、新型コロナ禍で見えた課題として、プライマリケアの脆弱さとデジタル活用の遅れを指摘した。特に同氏は、これまで健康な人が「かかりつけ医」に関わる手段がなかった述べ、デジタルを活用することで「疑似的なかかりつけ医」を持つ医療システムの構築を求めた。
西沢氏は、患者・家族が、かかりつけ医に登録し、健康な時から予防的な管理を年会費を支払いながら医師にお願いすることを想定しているとした。英国おける家庭医に近いが、健康診断データの利活用を想定すればかかりつけ医は産業医でも良いという。また健診データは、本人の許諾を得た上で近隣の薬局や病院とも共有。これによりかかりつけ医(診療所)と病院、薬局をつなぐデータ連携の仕組みが構築できるとした。さらに医学教育においても総合診療医の役割を明確化することで、「診療報酬も予防インセンティブやアウトカムインセンティブ的な体系にかわるのが理想だ」と強調。「デジタルを使って医療者間で情報を共有化し、それによって疑似的GPのような体制を整備できたらいいのではないか」と述べた。
◎元厚労省医政局長・武田氏「行政として主導的に考えるべき時期」
元厚労省医政局長の武田氏は、デジタルヘルスに保険点数をつけると医療費を増大させるとの懸念があるとしながらも、「例えば入院期間を減らせる、または入院しなくてもよいというイノベーションは医療の質をあげながら医療費の適正化に役立ってきた」と強調。その上で、「デジタルの技術はモノの値段でなく技術料の話になる。技術料の世界では管理料のような一回ごとの医療行為でないものを評価する仕組みがある」と述べ、アウトカム評価に馴染むとの認識を示した。
また「米国では非常にプリミティブな形でアウトカム評価が始まっている。日本でも段階的にそして姿勢として示すのであれば、いまの診療報酬体系を大きく変えなくてもできると思う」と指摘。これに刺激された民間企業のイノベーション投資も進むとの見方を示し、「行政として主導的に考えるべき時期にきている」との見解を示した。
◎元厚労大臣・塩崎氏 治療アプリの値決め「外形的なやり方はそのまま適応できない」
元厚労大臣の塩崎氏は、デジタル技術を活用した治療アプリなどの「値決め」についての見解を示した。塩崎氏は、「外形的に値決めするいままでのやり方をそのまま適応するものでない」と強調。「一つはどのプロセスでやるのか。どうアウトカムを評価するのかを組み合わせていかなければいけないと思っている」との見解を示した。さらにデジタル活用によって「患者自身が様々なことを考えられるようになる」と述べ、「その時に、自分で健康を確保するためにどう役立てるかについてもあわせて考えていかないといけない」と述べた。
プリントCSS用
【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価
この記事はいかがでしたか?
読者レビュー(3)
1
2
3
4
5
悪い
評価を選択してください
良い
評価を投稿する
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
あなたにオススメ!
プレミア会員限定コンテンツ
もっと見る
視点 医療データ利活用が開く新たな世界 データが創る「国民・患者目線」の医療
【MixOnline】関連(推奨)記事
関連ニュース
もっと見る
東邦HD 特別顧問に武田俊彦・元厚労省医政局長が就任 「豊富な経験と専門知識」で企業価値向上へ
塩崎元厚労相らの研究会が提言 ゲノム情報二次利用推進へ「JHDSの迅速な構築を」 日本の後れに危機感
国際医療福祉大・鈴木学長 アルツハイマー病治療薬の薬価「安物買いの銭失いは避けたい」正当な評価を
日本総研調査 国民の75%がドラッグ・ラグ/ロス問題を知らず 湿布や解熱薬など約半数が保険外を望む
ボタン追加
各種購読契約の申込
無料メールマガジンの登録
【MixOnline】記事ログ
Account Login
ログイン
サイトライセンスでログイン
USER ID
PASSWORD
ログイン状態の保持
パスワードを忘れた場合
無料トライアルお申し込みはこちら
バナー
バナー(バーター枠)
【MixOnline】アクセスランキングバナー
人気記事ランキング
一覧
1
徳島県 長生堂製薬の川内工場に32日間の業務停止命令 業務改善中に新たな製造管理上の不備発覚で行政処分
2
エーザイ・内藤景介COO 「ビジネスが次のフェーズに入ってきた」 27年度に営業利益率10%以上目指す
3
製薬各社で入社式 多様性・患者中心・グローバル展開 変革期の新たな風に期待の声 経営トップが訓示
4
大阪地裁 日本新薬に9399万円支払い命じる ウプトラビ物質特許発明者による職務発明対価訴訟一審判決
5
厚労省 ドラッグ・ロス86品目で「医療上必要性特に高い」医薬品14品目 類薬あり至急の開発不要品目も
もっと見る
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
人気図表ランキング
一覧
1
外資製薬企業 24年医療用薬売上ランキング
2
第110回薬剤師国家試験 大学別合格者数
3
2024年 企業別MR数
もっと見る
記事評価ランキングバナー
ユーザー評価ランキング
一覧
1
サンバイオ アクーゴの年内販売開始に期待感 米国FDAとTBI適応取得で臨床試験の開始に向け協議再開
2
日医と6病院団体が声明 26年度診療報酬改定「物価・賃金上昇対応の仕組みを」地域医療崩壊に危機感
3
武田薬品 希望退職・転進支援プログラムをJPBU約570人、日本のR&D約110人の約680人が取得 2月末退職
もっと見る