日本調剤 自社開発「オンライン薬局サービス」を658店舗に導入 改正薬機法に伴うオンライン服薬指導
公開日時 2020/09/02 04:50
改正医薬品医療機器等法(改正薬機法)の施行により、オンライン服薬指導の実施が9月1日から可能になった。日本調剤は同日、自社開発した「オンライン薬局サービス」を全国658店舗に導入すると発表した。
日本調剤が開発した「日本調剤 オンライン薬局サービス」は、予約やビデオ通話などの機能を備え、オンライン服薬指導の予約からオンライン服薬指導までの一貫した対応を可能にする。患者にとっては24時間予約が可能で、予約確認画面からワンクリックでビデオ通話を開始することができる。
患者は、事前に薬局で申し込み、登録をすることで、サイトへのアクセスが可能になる。同社の調剤システムと情報連携することで、患者の氏名や店舗入力などの手間を省くなど、利便性にも配慮している。
同社は、国家戦略特区で、3例の遠隔服薬指導の経験がある。この経験を踏まえ、改正薬機法施行のタイミングでのサービス開始に至ったとしている。