メディパル 子会社メディセオの従業員2人が新型コロナに感染 神奈川県内で勤務
公開日時 2020/07/28 04:50
メディパルホールディングスは7月27日、完全子会社メディセオの従業員2人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染していることがわかったと発表した。いずれも神奈川県内で勤務しており、1人は営業職(26日に判明)、もう1人は配送職(27日に判明)という。PCR検査の結果、陽性とわかった。
メディパルHDによると、2人とも神奈川県内で勤務しているが、勤務先建屋は異なる。個人情報の関係から勤務先建屋など詳細は開示していない。
2人それぞれの日常業務における感染対策や行動履歴などについて保健所に報告したところ、濃厚接触者に該当する顧客や従業員はいないと判断された。また、建屋内の洗浄・消毒を実施し、更なる感染拡大の可能性はないとの見解をもらったことから、勤務先建屋の事業は継続している。
メディパルグループでは、3月に「新型コロナウイルス対策本部」を立ち上げるなど従業員や顧客を守るための感染予防対策を推進するとともに、医薬品の安定供給体制を維持する取組みに努めている。同社は、「今後も引き続き、従業員の健康管理ならびに感染リスクの回避と拡大の防止に、より一層努めていく」としている。