“ポストジェネリック”時代に備えて
医療保険の枠組み超えたソリューション展開も
公開日時 2020/06/30 00:00
国が後発品の使用促進を掲げるなかで、着実な成長を遂げてきたジェネリックビジネス。先発メーカーを含む、本誌が集計した国内売上高ランキングでも日医工が17位、沢井製薬が19位、東和薬品が22位にランクする。9月にも後発品80%目標達成時期が迫るなかで、ポスト80%を想定した動きも大きい。安定供給の責務が増すなかで、さらにその先には、長期収載品の垣根が低くなり、ジェネリックという言葉自体の意味が変わる“ポストジェネリック”時代も到来することが想定される。市場競争の激化が想定されるなかで、いかに存在感を発揮するか。生き残りをかけた戦いが始まろうとしている。(望月英梨)後発品80%目標が迫るなかで、ジェネリックメーカーの「品質管理と安定供給を柱とする社会的な使命と責任」が増す―...