アンジェス DNAワクチン製造の中間体の分担製造でシオノギファーマが参画
公開日時 2020/06/19 04:50
大阪大発バイオベンチャーのアンジェスは6月18日、同社と大阪大が手がける新型コロナウイルス感染症予防用DNAワクチンの製造をめぐり、塩野義製薬の生産子会社であるシオノギファーマが参画すると発表した。中間体の分担製造を担う。今夏にも開始を予定する臨床試験と並行して製造体制の拡充の準備を進める(
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ワクチンの製造は、タカラバイオの協力体制に、中間体の分担製造を担うAGC Biologics社と、生成用資材の優先的な供給を担うCytiva社が参画しており、さらに体制を拡充する。同社らは、2021年3月末までに20万人分のワクチンの製造、さらにその後の大量生産を目指す。