CSLベーリング 血漿分画製剤ピリヴィジェン 2.5g/25 mLの剤形追加の承認取得
公開日時 2020/04/07 04:49
CSLベーリングは4月6日、10%液状静注用人免疫グロブリン製剤・ピリヴィジェン(一般名:(pH4処理酸性人免疫グロブリン)の慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)の適応について、従来の5g/50mL、10g/100mL、20g/200mLに加え、2.5g/25mLの剤形が承認されたと発表した。承認取得日は4月3日付。
CIDPは末梢神経(脳および脊髄以外の神経)に障害を生じる稀な自己免疫性疾患。年齢を問わず幅広い年齢層で発症する可能性があり、患者は男性に多くみられる。日本の有病率は、年 10 万人に1.61人で、患者数は4633人(2014年度医療受給者証保持者数)と推定されている。