患者を“治す”カルチャー目指す 社会に価値創出
日本調剤社長 三津原庸介 氏
公開日時 2019/09/30 00:00
ライバルは競合社とは限らない異業種とも組む!日本調剤代表取締役社長三津原庸介氏「患者さんを“治す”ことにかかわる、というカルチャーを社内に根付かせたい」―。今年6月27日に日本調剤の新代表取締役社長に就任した三津原庸介氏はこう語る。薬剤師法第1条に明記される公衆衛生に貢献してこそ、薬剤師本来の職能を発揮するとの考え方だ。地域フォーミュラリーや電子お薬手帳など、次々と新規事業にかかわってきた同氏。口にするのは、業界を取り巻く環境変化のスピードだ。データや情報を強みに、薬局を核とした“既存ビジネスの深掘り”を通じて、ソリューションビジネスへと舵を切る。糖尿病患者の透析への進展抑制などに薬剤師が貢献することで、社会に価値を創出したい考えだ。「ライバル...