慢性閉塞性肺疾患治療剤テリルジー RWDやePROプラットフォーム活用した取り組みも
新薬採用率38.5%(第6位)
公開日時 2019/09/30 00:00
新薬採用アンケートで採用率38.5%、第6位にグラクソ・スミスクラインの慢性閉塞性肺疾患治療剤テリルジーがランクされた。テリルジーは、COPD患者に対する、①吸入ステロイド薬(ICS)であるフルチカゾンフランカルボン酸エステル、②長時間作用性抗コリン薬(LAMA)であるウメクリジニウム臭化物、③長時間作用性β2刺激薬(LABA)であるビランテロールトリフェニル酢酸塩――の3成分を、ドライパウダー吸入器であるエリプタを使用して1日1回吸入投与で届ける配合剤だ。(沼田佳之)テリルジーは、ドライパウダー吸入器を使用して1日1回吸入投与で届ける配合剤。ICSは気道の炎症を抑える抗炎症作用、LAMAおよびLABAは気管支拡張作用が期待されている。効能効果は、慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺...