OncologyＭＲTrainingProject主宰高橋洋明今月のポイント①医療用医薬品の販売情報提供活動ガイドライン（以下ガイドライン）の施行後、ＭＲは情報提供時に慎重に対応をしているが、それでも医療者側からの不意の指摘を受けてしまうことも散見されている。②このような時、行動経済学の観点から製薬企業としてやってはいけないことは、「ＭＲの不適切な情報提供活動を処罰でコントロールしようとすること」である。会社からの評価が下がると思えば、ＭＲは最初のうち、みんなしっかり取り組むが、やることに価値を見出せないといつかは手を抜き始める。手抜きの業務記録では、ＭＲを守ることはできない。ＭＲと後輩ＭＲが販売情報提供活動ガイドライン（ＧＬ）を読み直しながら、業務記録の適切な記録・管理・活用について話し合...