世界初の経口GLP-1・セマグルチドで存在感発揮
ノボの世界戦略をCEOに聞く
公開日時 2019/06/30 00:00
日本への投資継続も中国の市場成長は無視できないノボノルディスクCEOLarsFruergaardJørgensen氏インスリン市場で世界をリードするノボノルディスク。世界初の経口GLP-1受容体作動薬・セマグルチドは、日本市場でのインパクトも大きい。同成分で週1回の皮下注射製剤であるオゼンピックは、2週間処方に対応が難しいことなどから薬価収載希望を取り下げたことや、薬価算定の在り方も議論となった。一方で、中国市場の存在感が増すなかで、日本市場について、「過去に比べて投資の優先順位が低くなるリスクがある」とLarsFruergaardJørgensenCEOは警鐘を鳴らす。JørgensenCEOと、日本を含む地域の責任者を務めるMaziarMikeD...