ビラノア急拡大、シェア12%に
第2世代抗ヒスタミン薬
公開日時 2019/05/31 00:00
第2世代抗ヒスタミン薬のマーケットは、長らくけん引役であったアレグラ(一般名:フェキソフェナジン)やアレロック(同オロパタジン)に後発品が参入して以降、後発品が主体となっていた。だが、新薬として2016年11月にビラノア(同ビラスチン)とデザレックス(同デスロラタジン)、17年11月にルパフィン(同ルパタジン)が相次ぎ発売され、マーケットの変化を予感させている。一方で19年1月、スギ花粉飛散期を目の前にしてデザレックスが自主回収になるとの波乱もあった。そこで、いつものように調剤レセプトから実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI、読み:ジェイミリ)のデータを用いて、今年の花粉症シーズンに第2世代抗ヒスタミン薬の処方がどう動いたのか検証してみた。19年3月の第2世代抗ヒスタ...