RFID活用によるサプライチェーン革命
公開日時 2019/03/29 00:00
大手卸が本格検討物流と情報が生み出す効率化と商機 流通管理に、個々の製品情報を記録したRFID(電子タグ)を活用する動きが本格化してきた。RFIDは、製造、流通・配送、販売において、いつ、流通過程のどこに、どの製品が、どの程度流通・在庫があり、販売されているのかを追跡、可視化できる。並行してデータも蓄積される。得られたデータは、より精緻な生産、在庫、物流の効率化、マーケティング、販売促進への応用を可能にする。2月、RFID活用を推進する経済産業省が、東京都内のドラッグストア3店舗で実証実験を実施。3月には、バーコード管理が先行し、やや距離を置いていた医療用医薬品領域で、メディパルホールディング(HD)とアルフレッサHDが、スペシャリティ薬などの特殊薬領域の流通管理にRFIDを活用す...