【PART2】本誌集計 2019年開発パイプラインリスト
公開日時 2018/12/28 00:00
腎性貧血、非代償性肝硬変、減酒に新薬超高額の細胞療法も新薬を創出・上市できなければ企業経営に致命的なダメージを与える市場環境になった。社内リソースは研究開発により振り向けられ、営業部門を中心とするリストラ・縮小や配置換えが相次ぎ行われている。このような厳しい市場環境で生き残る方策はただひとつ、「次の新薬をいかに多く、早く生み出すか」に尽きる。編集部は毎年2回、製薬各社の公開情報やアンケート調査結果をもとに直近フェーズ2以降の開発品を集計している。18年11月末時点で国内申請中の品目数(=プロジェクト数)は93あり、その多くは19年中の承認取得が見込まれる。このうち新規機序の腎性貧血治療薬や国内初の非代償性肝硬変治療薬に加え、減酒薬、インヒビター非保有の血友病薬、がん免疫療法薬の肺がん1次治療...