ファイザー レミケードのバイオ後続品を発売
公開日時 2018/12/11 03:50
ファイザーは12月10日、田辺三菱製薬の生物学的製剤レミケードのバイオ後続品であるインフリキシマブBS点滴静注用100mg「ファイザー」(一般名:インフリキシマブ(遺伝子組換え)[インフリキシマブ後続3])を同日に発売したと発表した。レミケードのバイオ後続品は3製品目。ファイザーが製造販売するバイオ後続品はこれが初めて。
効能・効果は、「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)、尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症」「中等度から重度の活動期、または外瘻の状態を示すクローン病の治療及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」「中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)」。
先行品のレミケードと異なり、効能・効果には、ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎、強直性脊椎炎、腸管型・神経型・血管型のベーチェット病、川崎病の急性期がない。薬価は5万42円(100mg1瓶)。