地域単位で薬剤費をコントロールする時代
公開日時 2018/09/30 00:00
【Promotionタイトル】【PART1】本誌調査新薬採用アンケート2018年版編集長沼田佳之医薬品の新規採用について、採用品目の見直しや絞り込みを行っている病院は全体の6割を超えていることがミクス編集部の行った調査から明らかになった。医薬品の新規採用をめぐっては、すでに「1増1減」が基本原則となっているが、最近は病院経営の観点から、この傾向にドライブがかかっている。高額薬剤の登場は薬剤購入額の高騰を招き、後発品への切り替えだけでは対応しきれない状況となっている。4月の薬価・診療報酬改定以降、医療環境が大きく変化するなかで、地域が主体的に行う共同購入やフォーミュラリが現実味を帯びてきた。後発品の数量シェア80%時代の医薬品マーケットについて考えてみたい。今年4月の薬価制度抜本改革により、医...