【PART1】本誌集計 18年度下期 新薬開発パイプラインリスト
公開日時 2018/07/31 00:00
新規血友病薬、臓器横断の免疫療法、CAR-T療法など国内申請品目数は75編集部では毎年2回、製薬各社の公開情報やアンケート調査結果をもとに直近のフェーズ2以降の開発品を集計している。18年6月末時点では国内申請中の品目数は75あり、その多くは18年度から19年度前半の承認取得が期待できそうである。新たな治療アプローチを提供する新薬や治療法が目を引くが、なかでもインヒビター非保有の血友病Aの適応追加申請を行っているエミシズマブは、その効果と使い勝手の良さから市場を席捲する可能性が高い。がん免疫療法薬キイトルーダはバイオマーカーを指標に、がん腫を問わない適応を持つ初の治療薬となる見込みである。海外で1回の治療費が5000万円と超高額なことでも話題の、がん治療のための個別化された細胞療法「CAR-...