継続投資による蓄積と現場を動かす組織力日本調剤専務取締役三津原庸介氏「継続的な投資による蓄積と、現場を動かせる組織力。この２つが日本調剤の強みだ」――と熱っぽく語る日本調剤専務取締役の三津原庸介氏。同社のＩＴ投資は年々増加しているという。調剤報酬の改定や政府の推し進める地域包括ケアシステムの進展など、保険薬局の経営は大きく変わろうとしている。変革が求められる薬局ビジネスの中で、医療ICTの利活用は絶対条件に掲げられる。三津原氏は本誌とのインタビューの中で、「ＩＴとリアルを足したら、１プラス１は３にも10にも増加する。薬剤師というのは、患者から喜ばれると行動してしまう。こうした企業文化、組織力が我々の強みだ」と語ってくれた。（望月英梨）――2019年３月期の業績について、前年同期比103.9％...