小野とBMS がん免疫療法薬オプジーボとヤーボイ、腎細胞がんでの併用療法を国内申請 未治療患者にも
公開日時 2018/01/16 03:51
小野薬品とブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)は1月15日、抗PD-1抗体オプジーボ(一般名:ニボルマブ、小野)と抗CTLA-4抗体ヤーボイ(同イピリムマブ、BMS)について、「根治切除不能または転移性の腎細胞がん」に対する併用療法を、同日付で日本で承認申請したと発表した。
治験では、「未治療の進行性または転移性」の患者を対象に行った。オプジーボは16年8月に「根治切除不能または転移性腎細胞がん」の適応を取得しているが、「化学療法未治療患者、サイトカイン製剤のみの治療歴を有する患者に対する有効性、安全性は確立していない」となっている。
2剤は作用機序が異なるがん免疫療法薬。今回の承認申請はそれぞれ単剤で承認されている用法・用量に加え、両剤を併用する場合の用法・用量を追加するもの。