電子カルテからのOPD
公開日時 2017/04/30 00:00
OncologyMRTrainingProject主宰高橋洋明今月のポイント①ヘルスケアへのIT企業の参入が増えている。②電子カルテは以前から、個々の症例ごとに、診療における種々の検査値の推移がグラフ化されたり、集計できるなどの機能を持つものがある。③そのデータを医師と供覧できれば、OPD(OnePatientDetailing)が簡単に実践できる。骨太の方針2017の重点課題に、健康・長寿社会の実現のための「データヘルス改革の推進」が盛り込まれる可能性が高まっています。これは、AIやIoTの利活用によって、健康・長寿社会を実現するものです。従来から、医療の質や経営の効率の向上のために、電子カルテやレセプトコンピューターなどのデータが用いられています。これらのデータやその分析結果は、今後私た...