大手卸の特殊薬子会社稼働 対象はスーパーオーファンクラス 先行スズケン21品目仕入額80億円、アルフレッサ・メディセオ追走
公開日時 2017/03/31 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児大手卸4社の特殊薬専門子会社が設立されて、先行スズケンで5年、最後尾のメディセオで1年弱が経過、非開示の東邦を除きそれなりに品目を受託し稼働中だ。2010年に新薬創出・適応外薬解消等促進加算がスタート、厚労省が開発要請をした品目は10年5月に109品目、12月は72品目で、それらは外資系を中心に日本市場に12年ころから上市されだした。外資系に強いスズケンはそのニーズを吸収、12年にSDネクストを立ち上げた。スズケンのスキームは患者数1000人以下のスーパーオーファンの独占販売で、他の3社は既存体制でも対応可として遅れをとった。専門子会社は親会社インフラ活用がモデル専門子会社の設立はスズケンが12年3月、東邦HDとアルフレッサHDは13年4月と6月、...