薬樹、プレサスキューブ設立し調剤付加価値深耕 アストラゼネカ、アドヒアランスで調剤力実証
公開日時 2017/02/28 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児調剤薬局で薬剤師が行うアドヒアランスの有効性が証明された。薬樹はメディパルHDが開発、薬樹が運用する調剤薬局経営支援システム・PRESUS®を活用し、アストラゼネカの依頼に基づきアドヒアランスの試行を行った。対象となった医薬品は脂質異常症薬のロスバスタチン(クレストール)で、その結果は初回の脱落率が46%から36%に改善されたとする。薬樹の小森雄太社長とアストラゼネカの伊藤幸三流通企画部長にインタビューを行った。薬樹:首都圏地域密着ドミナントで処方箋拡大薬樹は神奈川県・東京都を中心に首都圏に展開するドミナント・チェーン調剤だ(表1)。店舗立地は診療所隣接がほとんどで、地域住民が遠隔の医療機関受診時に、門前薬局ではなく、居住地域の薬樹薬局に誘致する取...