広がる「顔が見える関係づくり」 問われるMRの立ち位置
公開日時 2017/01/31 00:00
元MR×いま薬剤師×薬局経営者からのメッセージいちえ薬局管理薬剤師(滋賀県・近江八幡市)加納裕介地域包括ケアシステムが各地域で構築されつつある現在、いたる所で多職種が集まり「顔が見える関係づくり」が行われています。新たにどのようなネットワークが作られようとしているのか。薬剤師の立場からみた協働のゲンバを報告します。似て非なる「連携」と「協働」「多職種連携」と「多職種協働」。この二つの言葉に違いはあるのでしょうか。調べてみると特に定義はないようで、意味合いとしては「多職種が顔を合わす会合」と、どちらも同じような使われ方をしています。しかし、連携と協働は似て非なるものだと、私は考えています。私なりに解釈してみると、「連携」は、会合でお互いが顔を突き合わせることでまず「顔の見える関係」を築き、医療...