2型糖尿病薬エクメット配合錠 投与患者像、最多は「若年者」
公開日時 2016/11/30 00:00
メトホルミン使用可かどうかが処方に至るカギDPP-4阻害薬の登場以来、経口血糖降下薬領域では同阻害薬が金額ベース、数量ベースともにトップシェアで、事実上の第一選択薬になっている。一方で、2型糖尿病では単剤で血糖コントロールが不良で、2剤以上の併用となるケースは少なくない。そうした中で2型糖尿病治療薬としてDPP-4阻害薬とともに第一選択薬として使われやすいメトホルミン製剤との配合剤として2015年11月にエクメット配合錠が登場した。今回はこのエクメット錠の臨床評価を取り上げる。評価は、医療情報サイトを運営するケアネットに登録するエクメットの処方経験のある医師を対象としたアンケート調査を基にした(調査概要は右ページ)。まず、処方のきっかけに関するコメントを分類すると、最多は「処方薬剤数を削減で...