共和薬品工業株式会社 代表取締役社長 角田 礼昭氏
公開日時 2016/10/31 00:00
製品承継でCNS領域を圧倒的な強みにエッセンシャルDの供給目指す2018年度以降に本格化する地域包括ケアシステムをにらみ、製薬ビジネスが大きな変革期を迎えている。政府は後発医薬品の使用促進を目的とした施策を相次いで打ち出しており、数量シェア80%時代も現実味を帯びてきた。最近では、先発企業が長期収載医薬品をGE専業企業に承継する動きも見られている。今年8月に塩野義製薬から長期収載医薬品21品目の製造販売権を承継した共和薬品工業の角田礼昭社長に、これからのGEビジネスの方向性を語っていただいた。(聞き手・沼田佳之)—直近のニュースとなりました、塩野義製薬からの長期収載医薬品の承継について、その背景と狙いについてお聞かせください角田氏:塩野義製薬から21製品を承継した。うち9製品がCNS領域だ。...