ジプレキサGE 登場1か月でGE比率30%
公開日時 2016/09/30 00:00
先発品→GEの切替処方80%超が先発品と同一剤形政府が後発医薬品(GE)の数量シェアを17年央に70%以上、18年度から20年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上とする目標値を定めたことにより、GE使用促進には一層拍車がかかっている。実際、16年4月の調剤報酬改定では後発品医薬品調剤体制加算の算定要件が加算1(GE比率65%以上)、加算2(同75%以上)とも引き上げられた。そこで今回は最新のGEの浸透状況について考察してみたい。調剤レセプトデータから実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI)のデータによると、16年6月の後発品追補収載で初めてGEが登場した主な先発品の7月末のGE比率(処方数ベース)は、抗精神病薬ジプレキサ(一般名:オランザピン)が30%、降圧配合薬...